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2016年6月23日木曜日
大湫宿丸森邸現場修復レポート(12)
名古屋市立大学の溝口教授が現場で調査を行いました。
現場作業が進むにつれて構造的に弱い箇所が見つかり、文化財として修理するにはどのような工法が良いか、でんでんけんさんとともに検討を行っています。
歴史が分かりそうな釘の痕跡を調べ、丸森の歴史の変遷をたどります。
既存軒瓦の模様を再現した型を溝口教授とでんでんけんさんに確認していただいた後、瓦の作成にかかります。
2016年6月16日木曜日
大湫宿丸森邸現場修復レポート(11)
でんでんけんさんが取り外し部材を調査した後、転用できる材は再度取り付けします。取り外した部材には、腐食がひどく傷みが大きいものもあり、それらは新しい部材に取り替えることになります。
大工さんが既存材料の継手部分の仕様を確認しています。
当初と同じ継手を作り、既存部材と新材を合わせていきます。既存部材を利用して保存することが文化財の修復では重要です。
2016年6月14日火曜日
大湫宿丸森邸現場修復レポート(10)
引き続き内部の木工事を進めています。
大工さんが柱と柱の間に補強材(足固め)を入れて構造を補強しています。
それぞれの箇所で構造的に弱いところは補強して、耐震化をしていきます。
2016年6月10日金曜日
大湫宿丸森邸修復状況レポート(9)
5月の連休明けから木工事が本格的に始まりました!
金輪継ぎの加工状況写真です。
腐食して柱が弱くなった箇所を切り取り、同じ材種で継ぎます。
金輪継ぎの完了写真です。
足固めや大引きの下に床束と根絡みを新設します。
当初よりしっかりとした床下が出来上がります。
引き続き、木工事の作業を進めていきます。
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